▼目次
1. 矯正中に歯に詰まらない食べ物と詰まりやすい理由
2. 矯正治療中に食べ物が歯に詰まりにくくする方法と詰まったときの対処法
3. 矯正治療中に噛めない期間はどれくらい?噛めない期間の対処法について
4.仙台市の歯医者 奥州PremiumMT歯科・矯正歯科 仙台駅西口 の矯正治療
歯列矯正を始めたばかりの頃は、「食べ物が歯に詰まりやすくなった」「噛みにくくて食事がストレス」という声をよく耳にします。矯正装置をつけることで歯並びや噛み合わせが変化し、これまでとは違う感覚に戸惑う方も多いのではないでしょうか。特に矯正初期は、痛みや違和感によって、食事のしづらさを感じやすい時期でもあります。今回は、矯正中に食べ物が詰まりやすくなる理由や、詰まった時の対処法、さらに噛めない期間と対処法についても詳しく解説します。
1. 矯正中に歯に詰まらない食べ物と詰まりやすい理由
矯正治療中は「食べ物が歯に詰まりやすい」と感じることがよくあります。これは装置の構造や、歯の移動による変化が関係しています。以下に、食べ物が歯に詰まりやすい理由を解説します。
①装置の凹凸が食べ物を引っかけやすくする
矯正中のワイヤーやブラケットは細かな突起が多く、特に粘り気のある食品や繊維質のある食材が絡まりやすくなります。装置と歯の間に隙間が生まれるため、普段は問題のない食べ物でも詰まりやすくなるのです。。
➁歯が動くことでできる隙間も原因になることがある
歯列矯正では、歯を動かすスペースを確保するために歯と歯の間にわずかな隙間ができることがあります。この隙間は一時的なものですが、ここに食べ物が入り込みやすくなることもあります。
ただし、詰まりやすい食材と詰まりにくい食材を理解して選ぶことで、不快感を軽減することができるかもしれません。以下に、代表的な食材を解説します。
①矯正中でも詰まりにくい食材の例
おかゆ、ヨーグルト、スクランブルエッグ、豆腐、白身魚のほぐし身などは、装置に絡みにくく、比較的歯に詰まりにくいと言われている食品です。これらは噛む力が弱いときにも取り入れやすいため、初期の矯正段階にも適しています。
②詰まりやすい食材の例
ごぼう、ねぎ、えのき、もち、肉の筋などは繊維や粘着性があるため、装置に絡まりやすく注意が必要です。これらを避けるか、細かく刻んで調理することで違和感や不快感を防ぐ事が出来ます。
日々の食生活でストレスを溜めないよう、適切な食品選びを意識することが大切です。
2. 矯正治療中に食べ物が歯に詰まりにくくする方法と詰まったときの対処法
矯正中に食べ物が歯に詰まるのは避けられないこともありますが、工夫次第で軽減できる可能性があります。
以下に、矯正治療中に食べ物を詰まりにくくする方法を解説します。
①食べ方や噛み方を工夫する
一口を小さめにし、できるだけ前歯ではなく奥歯を使って噛むように意識することで、ブラケット部分に食べ物が絡まるリスクが軽減されます。また、食べるスピードをゆっくりにすることで、噛み残しを減らすことが期待できます。
➁避けた方がよい食材を知っておく
もち、ごぼう、ねぎ、えのき、繊維質の野菜、筋のある肉などは、装置に絡まりやすく除去もしにくい食材です。外食時などは、これらを避けることで後のケアが楽になるでしょう。
また、矯正治療中に食べ物が詰まった時の対処方法は以下の通りです。
①携帯用の歯ブラシや歯間ブラシを持ち歩く
外出先でもすぐにケアができるよう、小型の歯ブラシや歯間ブラシなどを持ち歩くことが効果的です。特に、歯の隙間に入り込んだものは歯間ブラシが有効です。
②食後は口をゆすぐ
すぐに歯磨きができない場合でも、水で口をゆすぐだけで、詰まりをある程度防ぐことができる場合があります。習慣にしておくと、不快感を減らせるかもしれません。
日々の工夫とこまめなケアで、矯正中のストレスを軽減できる可能性があります。
3.矯正治療中に噛めない期間はどれくらい?噛めない期間の対処法について
歯列矯正を始めたばかりの頃、多くの方が感じるのが「噛むと痛い」「食べられない」といった不便さです。これは歯が動き始める初期に特に強く現れますが、徐々に慣れていくものでもあります。以下に、一般的な噛めない期間を解説します。
①痛みが強く出るのは矯正初日から数日間
装置をつけた直後や、調整後の1〜3日間は歯が引っ張られる痛みがあり、噛む動作に強い違和感が出ることがあります。この期間は硬いものを噛むことが難しくなるため、注意が必要です。
②1〜2週間で次第に慣れてくることが多い
痛みは徐々に収まり、1週間程度で違和感が軽減していく事が多いです。
無理をせず、柔らかい食事を中心にして過ごすことが大切です。
また、矯正治療中で噛めない時の対処法は以下の通りです。
①柔らかい食事に切り替える
おかゆ、スープ、豆腐、煮物、蒸し野菜など、柔らかめの食品を選ぶことで、痛みのある時期でも栄養を確保しやすくなります。
②冷たいものが痛みを和らげることもある
冷たいヨーグルトやゼリーは、痛みを和らげるだけでなく、口腔内の違和感も緩和できる可能性があります。ただし、知覚過敏がある方は注意が必要です。
矯正中の痛みや噛みにくさは、ほとんどが一時的なものであるため、無理をせず、自分のペースで乗り越えることが大切です。
4. 仙台市の歯医者 奥州PremiumMT歯科・矯正歯科 仙台駅西口 の矯正治療
仙台市の歯医者 奥州PremiumMT歯科・矯正歯科 仙台駅西口 では、ワイヤーを用いた歯列矯正【ワイヤー矯正】と、装置の取り外しが可能な【マウスピース矯正】を提供しています。
【奥州PremiumMT歯科・矯正歯科のマウスピース矯正】
歯並びや口元の見え方が気になる方にとって、歯科矯正治療はお悩みを解決する方法の一つですが、銀色のブラケットやワイヤーが気になることから、治療を迷われる方もいるのではないでしょうか。
近年では、ワイヤーを用いる矯正治療とは異なり、目立ちにくいマウスピース矯正を希望する方が増えています。
マウスピース矯正のシステムにはさまざまな種類があり、当院では 「キレイライン」 や 「インビザライン」 を採用しています。どちらのシステムも、「アライナー」と呼ばれる透明のマウスピースを作製して歯に装着する点は共通しています。
また、歯をきれいに並べるためのスペースが不足している場合、「拡大床」という装置を使用してスペースを確保することがあります。これは歯科医師が必要と判断した場合に併用されますが、すべての治療に必須ではありません。
【奥州PremiumMT歯科・矯正歯科のワイヤー矯正】
症例に応じて、ワイヤーを用いた矯正治療を提供しています。
ワイヤー矯正は、常にお口の中に装置があるため清潔に保つ工夫が必要ですが、より細かい歯の移動が可能なため、症例に応じて提案することがあります。
仙台市の歯医者 奥州PremiumMT歯科・矯正歯科 仙台駅西口 では、患者さんの相談に応じ、適した治療計画を提案しています。
また、ワイヤー矯正やマウスピース矯正など、複数の矯正治療方法から、患者さんの希望に沿った治療の選択が可能です。
5. まとめ
矯正治療中は、歯に食べ物が詰まりやすくなったり、噛みにくい期間があったりと、日常生活にさまざまな変化が起こることがあります。こうした不便さは一時的なものがほとんどで、適切な対処法や工夫で乗り越えることが期待できます。特に食事の工夫やケアグッズの活用は、ストレスの少ない矯正生活のカギになるでしょう。
奥州PremiumMT歯科・矯正歯科 仙台駅西口では、矯正治療に関する相談を受け付けており、患者さんの状態に応じた治療計画を提案しています。
仙台市・仙台駅周辺で矯正治療を検討している方は、奥州PremiumMT歯科・矯正歯科にお気軽にご相談ください。
監修 長山結加(奥州PremiumMT歯科・矯正歯科 院長 / 歯科医師)
大阪歯科大学卒業後、同附属病院歯科口腔外科にて研修。
研修終了を経て、一般開業医にて歯科診療に従事。
大手医療法人クリニックの院長・副院長を務める。
奥州PremiumMT歯科・矯正歯科の院長就任後、現在に至る
■ 取得資格
はならびコーディネーター取得
インビザライン導入コース終了