マウスピース矯正中に喋りにくいのは何故？原因と対処法を解説

1. マウスピース矯正で喋りにくくなるのはなぜ？主な原因

2. マウスピース矯正で喋りにくさが出やすいタイミングと慣れるまでの期間

3. マウスピース矯正中の喋りにくさを改善するための対処法

4. 仙台市の歯医者 奥州PremiumMT歯科・矯正歯科 仙台駅西口 のマウスピース矯正治療

1. マウスピース矯正で喋りにくくなるのはなぜ？主な原因

マウスピース矯正で喋りにくく感じるのは、多くの場合、装置が舌や唇の動きに影響を与えるためです。原因を理解することで、対策をしやすくなります。

①装置が舌の動きを制限する

マウスピースは歯全体を覆うように装着されるため、舌が自由に動かしにくくなります。特に「さ行」や「た行」など、舌先を使う発音では、音がこもったり不明瞭に聞こえることがあります。

②装置の厚みが発音に影響する

マウスピースはおよそ0.5mm〜1mmの厚みがあり、歯の表面が覆われることで空気の流れが微妙に変わります。そのため、歯と唇の間で音を作る「ふ行」「ま行」などが発音しづらくなることがあります。

③唇の動きが制限される

装着中は口を閉じづらくなることがあり、唇を使う発音（「ぱ」「ば」など）がしにくくなる場合があります。特に初期は口元に違和感を覚えやすい時期です。

④舌と装置の摩擦による違和感

慣れないうちは、舌がマウスピースの縁に当たることで違和感や軽い刺激を感じることがあります。舌の動きがぎこちなくなることで、滑舌が悪くなったように感じることもあります。

マウスピース矯正による喋りにくさは、ほとんどが一時的なものです。装着を続けていくうちに舌や唇が自然と装置に慣れ、数日〜数週間で違和感が軽減するケースが一般的です。

2. マウスピース矯正で喋りにくさが出やすいタイミングと慣れるまでの期間

マウスピース矯正中の喋りにくさは、常に同じではなく、特定の時期に強く感じやすい傾向があります。あらかじめそのタイミングを把握しておくことで、落ち着いて対処できるようになります。

①新しいマウスピースに交換した直後

マウスピース矯正は数日〜2週間ごとに新しい装置へ交換します。新しい装置は歯にぴったり合うように作られているため、装着初日は圧迫感が強く、発音が一時的に悪くなることがあります。

②長時間の会話後

会話を続けると、舌や口の筋肉が疲労して滑舌が悪くなることがあります。これは一時的なもので、休息を取れば元に戻ることが多いです。

③乾燥や唾液分泌の変化

マウスピースをつけると唾液の量が一時的に増えたり減ったりすることがあります。口が乾きやすいと滑舌が悪くなる傾向があるため、こまめに水分を取るとよいでしょう。

④慣れるまでの期間の目安

個人差はありますが、多くの方は1週間〜2週間ほどで装置に慣れ、発音も自然になります。話す機会を積極的に持つことで、より早く慣れることができます。

喋りにくさは、治療の進行や日常会話の頻度によって軽減していきます。慣れの段階を理解しておくと、焦らず対応できるでしょう。

3. マウスピース矯正中の喋りにくさを改善するための対処法

マウスピース矯正中の喋りにくさは、日常のちょっとした工夫で軽減できることがあります。無理をせず、日常生活でできる対処法を知っておくことが大切です。

①発音練習を意識的に行う

装着したまま声を出す練習を行うことで、舌と装置の位置関係に慣れやすくなります。特に「さ行」「た行」「ら行」を繰り返し発音すると効果的です。短い文章を音読するのも良い方法です。

②口の筋肉を動かすトレーニングをする

唇や舌の筋肉を柔軟に動かすことで、発音がスムーズになります。例えば「パ・タ・カ・ラ」といった口の動きを意識した発音練習は、矯正中にも取り入れやすい方法です。

③唾液のバランスを整える

口の中が乾燥すると滑舌が悪くなりやすい傾向があります。こまめに水を飲む、ガムを噛むなどして唾液の分泌を促しましょう。乾燥が続く場合は、歯医者で相談するのも良いでしょう。

④マウスピースの清潔を保つ

汚れや歪みがあると装着時のフィット感が損なわれ、違和感が増します。専用の洗浄剤やぬるま湯を使って毎日清掃し、熱湯や直射日光を避けて保管するようにしましょう。

⑤歯医者に相談して微調整を依頼する

喋りにくさが強く続く場合は、装置の厚みやフィットに問題がある可能性もあります。無理に我慢せず、歯医者に相談して調整してもらうことで改善できることがあります。

マウスピース矯正は日常生活で少しずつ慣らしていく意識が重要です。発音練習や装置の管理を継続することで、自然な会話がしやすくなる可能性があります。

4. 仙台市の歯医者 奥州PremiumMT歯科・矯正歯科 仙台駅西口 のマウスピース矯正治療

仙台駅近くの歯医者 MT歯科・矯正歯科 仙台西口では、目立ちにくいマウスピース矯正として「キレイライン矯正」と「インビザライン矯正」の2種類を導入しています。
どちらも、「アライナー」と呼ばれる透明のマウスピースを作製し、装着することで歯を動かします。

部分的な矯正に対応のマウスピース矯正『キレイライン矯正』

前歯の部分的な歯並びの乱れを短期間で整えたい方におすすめです。
薄く透明なマウスピースで、装着時の見た目も自然です。

〈こんな方に向いています〉

・前歯の気になる部分だけ治したい方
・全顎の矯正治療と比較して、安価で短期間で治療を終了したい方

あらゆる症例に対応のマウスピース矯正『インビザライン矯正』

全体的な歯並びや咬み合わせをしっかり整えたい方に適しています。
インビザラインの治療システムにより、治療前に仕上がりのイメージを確認できるのも特徴です。

〈こんな方に向いています〉

・歯並び全体をきれいにしたい方
・複雑な症例でもワイヤーを使わずに矯正したい方

仙台市、仙台駅周辺でマウスピース矯正を検討されている方は、お気軽にご相談ください。
どちらのマウスピース矯正が合っているか診査診断の上、ご提案いたします。

▼マウスピース矯正歯科治療の詳細はこちら

マウスピース矯正

まとめ

マウスピース矯正中に喋りにくくなるのは、装置の厚みや舌の動きの変化による一時的なものです。多くの場合は1〜2週間ほどで慣れ、発音も自然になります。発音練習や口の筋肉を動かすトレーニングを行うことで、慣れるまでの期間を短縮できる場合があります。また、装置の清潔を保ち、気になる違和感が続くときは歯医者に相談することが大切です。

マウスピース矯正中の喋りにくさや違和感でお悩みの方は、仙台市の歯医者 奥州PremiumMT歯科・矯正歯科 仙台駅西口までお問い合わせください。

監修　長山結加（奥州PremiumMT歯科・矯正歯科 院長 / 歯科医師）
大阪歯科大学卒業後、同附属病院歯科口腔外科にて研修。
研修終了を経て、一般開業医にて歯科診療に従事。
大手医療法人クリニックの院長・副院長を務める。
奥州PremiumMT歯科・矯正歯科 仙台駅西口の院長就任後、現在に至る
■ 取得資格
はならびコーディネーター取得
インビザライン導入コース終了